東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。
二十四節気では、2月18日頃から3月4日頃までを「雨水 (うすい)」といいます。降った雪が解け始めるという意味があります。山に積もった雪が解け出し、田畑を潤すため、昔から「農耕」を始める時期の目安とされています。段々と陽気が上昇し、眠っていた動物たちが活動を始めだす頃でもあります。雨水の終わり頃には、薄緑色に色づく新しい芽が見られるようになるでしょう。これが、春の性質である「生 (陽気の発生、誕生)」です。
体も心も発散に向けていきましょう。あまり我慢をしないこと、体を積極的に動かしていくことをおすすめします。