東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。
二十四節気では、12月21日頃から1月4日頃までを「冬至 (とうじ)」といいます。一年で最も昼が短く、夜が長くなります。「冬が至る」、つまり冬のピークを迎え、陰の気が極まることになりますが、同時に相反する性質へと変化を始めます。冬至には、春の気である陽気が生じるという意味もあるのです。
引き続き、エネルギーを温存するために活動量を落とし、それに伴い食事量もいつもよりは少なくしましょう。自然界の流れを意識し、それに沿った生活が少しでもできるよう、心がけてみてください。