東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。
二十四節気では、7月22日頃から8月6日頃までを「大暑 (たいしょ)」といいます。小暑より更に暑さを感じる時期で、体力が奪われやすくなります。降雨で自然界に積もった水分が蒸発し、蒸し蒸しすることが多くなるでしょう。
次の節気「立秋」に近づくにつれて、少しずつ活動量を落としていくように意識してみてください。
7月19日〜8月6日まで夏の土用に入ります。「土用の丑の日に鰻を食べて体力をつける」とありますが、土用は脾胃の働きを高め、夏にしっかりとはたらいてくれていた「心」の修復を行います。ここで食べすぎたりすると脾胃に負担がかかり修復が遅れるので注意が必要です。