「糀甘酒のお豆腐白玉ぜんざい」 薬膳レシピ

糀甘酒のお豆腐白玉ぜんざい

夏の土用の手前で、段々と暑さも本格化してくる頃。ついつい冷たいものを食べたり飲んだりしたくなるので、胃腸の冷えには気を付けたいところ。また汗をかきやすい時期なので、身体の“潤い”という観点からも、食事から補っていきましょう。今回のレシピは、暑い夏に食べたくなる和スイーツ。白玉に豆腐を加えることで、冷めてもぷるぷるな食感で、体の潤いも補います。甘酒は、夏にぴったりな昔ながらの栄養ドリンク。冷えた胃腸を優しく温め、働き自体も補ってくれます。甘味は糀本来のものなので、赤ちゃんの離乳食としてもおすすめです。

薬膳的効能

糀甘酒
経絡、身体を温めるとともに、潤いや気力も補います。冷えからくる疲労や、消化不良にも効果的です。

材料

<甘酒>

米糀
200g
(生糀100g/乾燥糀100g)
600cc

<お豆腐白玉>

白玉粉
50g
絹ごし豆腐
70g

作り方

    <甘酒>

  1. 炊飯器を保温にセットし、米糀と水を入れて軽くかき混ぜ、全体を馴染ませる。
  2. 蓋を開けた状態で厚手の濡れ布巾を窯にかけ、3時間に1度全体をかき混ぜつつ、10~15時間ほど糖化させる。
  3. <お豆腐白玉>

  4. ボールに豆腐を入れて潰し、白玉粉を少量ずつ入れて、こねながらなじませていく。
  5. お好みのサイズに丸めた白玉を、沸騰したお湯で湯がく。しっかり浮き上がって1分ほどしたらすくい冷水で冷ます。
  6. 器に白玉を入れ、お好みの量の甘酒を注いだら完成。

※ 甘酒が甘くなりすぎたり、硬くなった場合はぬるま湯で伸ばします。
※ ブレンダー等にかけると滑らかになり、お年寄りの方や赤ちゃんも食べやすくなります。