季節の養生法 「秋分」

秋分

東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。

秋分とは

二十四節気では、9月22日頃から10月7日頃までを「秋分 (しゅうぶん)」といいます。「秋を分ける」。これは陰陽を分けるということで「陰と陽が半分になる」という意味です。太陽は真東から昇り、真西に沈む。昼 (陽) と夜 (陰) の長さもほぼ同じになります。

秋分の養生法

暑さはまだ残りますが、秋分を過ぎれば本格的に陽気が減り、陰気が増えていく。つまり、冬の季節へと移行していきます。少しずつ活動量や食事量を減らしていくのが良いでしょう。

薬膳編

無花果と白きくらげのコンポート

秋分の季節には、「肺」を潤す「潤肺 (じゅんぱい)」効果のある食材が適しています。無花果や白きくらげなどがおすすめです。これらを使った「無花果と白きくらげのコンポート」のレシピをご紹介します。

ヨガ編

ハーフクレイドルのポーズ

秋の養生としておすすめのインヨガは、腸のあたりを心地よく刺激してくれる「ハーフクレイドル」というポーズ (片足のガス抜きのポーズ) です。便秘の解消や、滞りやすい股関節まわりをやさしく開いてくれる開脚のポーズとしても効果的です。