季節の養生法 「処暑」

処暑

東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。

処暑とは

二十四節気では、8月23日頃から9月6日頃までを「処暑 (しょしょ)」といいます。厳しい暑さが峠を越し、和らぎ始める頃です。この辺りから、秋の収斂 (しゅうれん) の気 (陰気) が強くなり、日中はまだ暑さが残るものの、寒さが少しずつ入ってきます。

処暑の養生法

少しずつ活動量を落とし、たくさん汗をかくことは控えておきましょう。じわっと汗が出るぐらいの運動量がちょうど良いです。また、朝晩が寒くなるので気温の変化に注意してください。

薬膳編

たっぷり薬味と熱々ごま油で食べる蒸し魚

おすすめ薬膳レシピは「たっぷり薬味と熱々ごま油で食べる蒸し魚」。秋の養生に重要な「肺」の働きを助けてくれます。

ヨガ編

ナーディシュッディのポーズ

今回のインヨガは「ナーディシュッディ」。気道を浄化してくれたり、心身のバランスや神経系を調えてくれる呼吸法とも言われています。