東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。
二十四節気では、4月4日頃から4月19日頃までを「清明 (せいめい)」といいます。清明の中に「田鼠化して鶉となる」という言葉があります。田鼠とはモグラのこと。直訳すると「もぐらがウズラになる」ですが、これは自然界の陽気が増すとともに、地中のもぐらが地上に出てくる様子と、ウズラがしきりに鳴く晩春を表します。この頃には「五陽一陰」で陽気が旺盛です。
引き続き、体も心も発散に向けていきましょう。夏が近いので、健康であれば汗が出るような運動強度でも大丈夫です。
4月17日から5月4日までは、春の土用です。土用では、「脾胃 (ひい/胃腸)」の働きが高まり、春に働いていた「肝 (かん)」にエネルギーを与え、疲れている「肝」の臓を養います。「脾胃」の力は高まりますが、満腹に食べることは注意してください。「脾胃」の力は高まるのは「肝」に栄養を送るためです。いつもより食養生には注意してください。