東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。
二十四節気では、11月7日頃から11月21日頃までを「立冬 (りっとう)」といいます。暦の上では冬の始まり。木枯らしが吹き始め、いよいよ寒くなっていく時期です。
冬は陰に属しますのでその性質を反映し、自然界は静粛になります。草木は完全に枯れ、動物たちの多くは冬眠に。エネルギーを温存し、春の到来 (陽気が増える) を待ちます。人間も同じように、エネルギーを温存し、活動量を落とさないといけません。しかしながら、現代では時間は忙しなく流れます。休息ができる時はしっかりと休み、リラックスする時間を作ってみてはいかがでしょうか。