季節の養生法 「立冬」

立冬

東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。

立冬とは

二十四節気では、11月7日頃から11月21日頃までを「立冬 (りっとう)」といいます。暦の上では冬の始まり。木枯らしが吹き始め、いよいよ寒くなっていく時期です。

立冬の養生法

冬は陰に属しますのでその性質を反映し、自然界は静粛になります。草木は完全に枯れ、動物たちの多くは冬眠に。エネルギーを温存し、春の到来 (陽気が増える) を待ちます。人間も同じように、エネルギーを温存し、活動量を落とさないといけません。しかしながら、現代では時間は忙しなく流れます。休息ができる時はしっかりと休み、リラックスする時間を作ってみてはいかがでしょうか。

薬膳編

山芋の精進がんもどき

この時期は、「腎」を補いつつ、胃への負担が少ない消化の良い食材が適しています。山芋や椎茸などがおすすめです。これらを使った「山芋の精進がんもどき」のレシピをご紹介します。

ヨガ編

ハーフバタフライのポーズ

今回のおすすめインヨガポーズは、「ハーフバタフライ」です。ヒザや太ももの裏側から腰背中側などカラダの背面を開いてくれ、冷えに弱いとされる腎臓など、泌尿器系にアプローチしてくれます。