東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。
二十四節気では、3月5日頃から3月19日頃までを「啓蟄 (けいちつ)」といいます。暖かい春の日差しが増え、全ての生き物が冬眠から目覚める時期です。桃の花もこの頃に咲きます。桃は陽の木で、春の陽気に誘われ樹液を動かし、花を咲かせると言われています。樹液が動く、花が咲くというのは全て「陽気の作用」であることを自然界が教えてくれているのでしょう。
引き続き、体も心も発散に向けていきましょう。伸び伸び過ごすことが大切です。