季節の養生法 「白露」

白露

東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。

白露とは

二十四節気では、9月7日頃から9月21日頃までを「白露 (はくろ)」といいます。秋が深まり草花に露がつきはじめる頃。つまり、陽気が減り陰気が相対的に増えていることを示します。ですが、まだ陽気の方が陰気より少し多めの季節です。

白露の養生法

秋には肺の蔵 (臓器としての肺) の働きが活発になります。秋の養生は肺の働きを妨げないことです。肺は主に「気」をつかさどりますので気の循環を良くしておかないといけません。いつもより呼吸を意識的に深くするように意識してください。また、肺は冷たいものに弱いので、残暑が残る季節ですが、冷飲食には気をつけましょう。

薬膳編

クルミのスパイス蜂蜜ロースト

白露の季節には、「肺」を温め、気を巡らし、潤いを与えてくれる食材が適しています。クルミや蜂蜜、ナツメグなどがおすすめです。これらを使った「クルミのスパイス蜂蜜ロースト」のレシピをご紹介します。

ヨガ編

キャットテイルのポーズ

秋の養生としておすすめのインヨガは「キャットテイル」という仰向けのねじりのポーズです。呼吸を深めてくれる胸肩まわりや体側などをひらいてくれるような動きとなります。