「春菊と梅干のジェノベーゼ」 薬膳レシピ

春菊と梅干のジェノベーゼ

身体の中で起こっている「春への準備」に向けて、日々の食事から、そのスタートを優しくアシストしてあげれるような薬膳料理を考えていきましょう。今回のメニューは春の食材「春菊」をメインにしたとっても簡単に作れるパスタソースです。冷凍もできるので、赤ちゃんの離乳食としても作り置きできる、おすすめの一品です。

薬膳的効能

春菊
春に高ぶりやすい心を落ち着かせてくれる安神 (あんじん) 作用や、「肝 (かん)」の機能亢進 (こうしん) 状態を改善します。
梅干
酸味による収斂作用が、春に旺盛となる「肝」の経絡へと働きかけ、「肝」の発散を助けます。
松の実
「腎 (じん)」を補い、「肺」を潤し、空咳を止める作用もあります。

材料

春菊
40g
梅干
大1個
松の実
15g
粉チーズ
大さじ1
にんにく
1片
オリーブオイル
大さじ2
オリーブオイル (撹拌用)
大さじ4

作り方

  1. 春菊はよく洗い、根元を切り、適当な大きさに切る。梅干は種を取り、松の実は軽くローストする。
  2. フライパンに、オリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れ、弱火にかける。にんにくが色づき、香りが出てきたら火を止めておく。
  3. 春菊、梅干し、松の実、粉チーズ、オリーブオイル (撹拌用) と 2.をオイルごとをミルに入れ、ピューレ状にする。(※)

※ 冷蔵庫で一週間程度の保存可能

湯がいたパスタや、揚げ野菜などに絡めてお召し上がりいただくのもおすすめです。