「ラム肉とキャベツのジンジャードライカレー」 薬膳レシピ

ラム肉とキャベツのジンジャードライカレー

今回のメニューは、ラム肉 (羊肉) を使った簡単ドライカレー。寒邪(かんじゃ) と言われる邪気 (※ 病をひきおこすもの) から体調を守る意味でも、この季節はしっかり身体を内側から温める事を推奨されています。ラム肉は、特に身体を温める力が強く、有名な薬膳料理に「当帰生姜羊肉湯」と言うスープがあるように、冬の滋養薬膳にもよく使われる食材です。寒さの山場を迎えたということは、春もすぐそこ。しっかり身体を温めて、健やかな春を迎えましょう。

薬膳的効能

羊肉
冷えた胃を温め、機能を回復するとともに、補強して気を補います。
キャベツ
腎を補うとともに、胃腸の機能調節や止痛をしてくれる効能もあります。
生姜
胃腸を温め、胃腸の冷えをともなった嘔吐へも効能があります。また肺機能を高め、咳を止める効能もあります。

材料

ラム肉 (薄切り)
150g
生姜
30g
キャベツ
約100g
100cc
カレー粉
大さじ2
ウスターソース
大さじ2
ケチャップ
大さじ3
塩糀
適量

作り方

  1. フライパンに少量のオイルを入れ、生姜のみじん切りを香りが出るまで炒める。
  2. ラム肉を加え、全体の色が変わってきたらカレー粉を入れる。
  3. 2.に荒みじん切りにしたキャベツを加え、全体に火が通るまで炒める。
  4. 水とウスターソース、ケチャップを加え、中火で水分が半量になる程度まで煮込む。
  5. 火を止めて、味を見ながら塩糀、または塩で味を整えて完成。