ぐずついた天気が続き、湿度が高い日も増えてきました。身体が冷えると水分代謝も悪くなり、冷えや浮腫みに繋がります。今回のスープは和やかに内側を温めてくれ、そら豆が持つ余分な水分を体外へ排出する力で、心も身体もすっきりします。寒い日には温かいスープとして、暑い日には冷製スープとしてお楽しみいただけます。そら豆の鞘から作ったべジブロスを加えることで、より効能も高まり、味に深みも生まれるので、おすすめです。
薬膳的効能
- そら豆
- 体内に溜まっている「湿」を取り除きます。「脾 (ひ)」の働きも補います。
- 豆乳
- 身体にある古い水分を軟化し、排出しやすくしてくれます。身体に必要な潤いを与えます。
材料
- そら豆 (鞘つき)
- 約300g (正味約150g)
- 玉ねぎ
- 1/2個
- 豆乳
- 1カップ
- 木綿豆腐
- 1/3丁
- オリーブオイル
- 大さじ1
- そら豆ベジブロスまたは水
- 適量
- 塩糀または塩
- 適量
作り方
- そら豆は鞘から取り出し、薄皮に切れ目を入れて塩 (分量外) を入れた熱湯で5分程度ゆでる。ゆで汁は、捨てずにそのまま鞘を入れ、べジブロスを作っても良い。
- 鍋にオイルを入れ、薄切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒め、湯がいたそら豆、べジブロスまたは水を入れてひと煮立ちさせる。
- 2. に豆乳を入れて粗熱をとり、豆腐と一緒にミキサーなどにかけ、滑らかなポタージュ状にする。
- 塩糀、または塩で味を整えて完成。