四季のバイオリズムで描くと、頂点で最も陽気が盛んな頃。この時期は不眠や多夢など眠りが浅くなりやすい時期でもあります。そんな時におすすめな薬膳メニューは、そっと心を落ち着けてくれるチンゲン菜と、「脾」や「腎」を補いつつ余分な水分を外へ排出し、浮腫などに力をくれる鯛を使った、さっぱりとしたスープ。ナンプラーの量をお好みで調整し、アサリや春雨を入れても美味しく召し上がれます。
薬膳的効能
- チンゲン菜
- 心を落ち着け、体内にこもった熱を除きます。
- 鯛
- 身体の余分な水分を排出するとともに、胃腸を補強して消化吸収を高めます。
材料
- チンゲン菜
- 2束
- 鯛
- 250g
- 生姜 (千切り)
- 1かけ
- 水
- 400ml
- ナンプラー
- 小さじ1
- 醤油
- 小さじ1
- 酒
- 大さじ2
- 塩
- 小さじ1/2
- ごま油
- 小さじ2
作り方
- チンゲン菜を茎と葉に切り分け、茎は削ぎ切りに、葉はざく切りにする。鯛は一口または刺身切りに。
- 鍋にごま油と生姜を入れ、弱火で香りが出るまで炒める。
- 鍋にチンゲン菜を茎から入れ、少ししんなりしたら葉を入れる。
- 3. に水を入れ、酒、醤油、塩を入れてひと煮立ちさせ、その後鯛を入れる。
- 最後にナンプラーと、香り付けにごま油を少々 (分量外) 入れ、味を整えたら完成。